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はじめに
公開中の映画「3月のライオン」の主人公も10代の棋士ですね。家族を交通事故で失うも、中学在学中の15歳でプロとなった主人公。
棋界のトップに挑戦している姿も藤井聡太四段と重なります。
藤井聡太四段と大川翔。共通点は「天才」です。
①彼らのエピソードや勉強法
②「天才」という才能を伸ばす子育て
を私なりに分析しました。
藤井聡太四段のプロフィールを見てみましょう。
愛知県瀬戸市の中学3年生。5歳で祖母に駒の動かし方を教わり、小4で棋士養成機関の奨励会に入る。史上最年少の14歳と2カ月でプロに。
引用 朝日新聞(2017.04.30)
お祖母様が、藤井聡太四段の才能を発見されたのですね!
私のムスメ①も5歳なのですが、私の母(ムスメ①の祖母)は
「なんでもいいから習い事させなさい!」
としか言いません。。。
エライ違いや!
快進撃!
史上最年少で将棋のプロ棋士となり、その後、公式戦で一度も負けていない中学3年生の藤井聡太四段が、15日、大阪で行われた対局でも勝利をおさめ、連勝記録を「26」に伸ばしました。これで、歴代最多の連勝記録まであと2勝となりました。
次回は平成29年6月17日の朝日杯将棋オープン戦
相手は、5月に学生名人戦で優勝した藤岡隼太(はやた)さん(19)
天才児・藤井聡太四段と、現役東大生・藤岡隼太さんとの戦い。目が離せない一戦になること間違いなしですね。
天才児の共通点
天才児と呼ばれる人の共通点はあるのでしょうか?
2016年9月から16歳で、カナダの大学3年生として活躍中の大川翔くんとの共通点を探ってみましょう。彼も天才児として話題になりました。
大川翔くんは2014年6月、14歳でカナダの公立高校卒業。同年9月にカナダのトップ大学に進学しました。
彼は、カナダでの小学校、中学校、高校で行われた学校行事等何事にも熱心に取り組んだ。全力を尽くしたけれど結果が伴わなかった際、なぜダメだったのか結果を分析し、あきらめずに再挑戦したというエピソードがいくつか紹介されていた。(参考文献 大川翔・著『ザ・ギフティッド』)
藤井聡太四段はどのような幼少時代だったのでしょうか。
奨励会方式で、級位に応じて規定の成績を取るとクラスが上がる。聡太にとっては詰将棋の解答と同時に、そうした先輩たちへの挑戦が何よりの目標になった。
「ふみもと先生の教室では、夏と冬に合宿があり、そのときにはたくさんの詰将棋の問題が出され、皆で競争して解いていました。すると、聡太はがぜん張り切るんです。考えすぎて、頭が割れそうと幼稚園のときに言っていたのを覚えています」と裕子さん。
藤井家には、いまも聡太の詰将棋ノートが残っている。中は詰将棋の解答でびっしり。聡太はまだ字が書けなかったので、裕子さんが代筆したものだ。
両者に共通していることは「困難に遭遇したときにあきらめるのではなく立ち向かう」ということでしょう。
才能の伸ばし方
元来、「子どもは天才」といわれます。子どもの才能を最大限引き出す方法があるのでしょうか?先述した二人の両親の子育て観を参考に検証してみましょう。
子育て中のお父さんお母さん必見!!
大川翔くん(以下、翔くん)のご両親は共働きで、お父様が一年の育児休暇を取得し、翔くんと時間を共にした。その後、翔くんは保育園に入所。
ご両親が子育ての中で最も大切にしたのは「翔くんの話を夕食時に傾聴すること。」 保育園時代は、うまく報告できなかった翔くんをお母様が上手にサポート。
事前に保育園との連絡帳に目を通し、話を誘導しながら「その日あったことを振り返り、分析し、的確に報告する」力を養ったようだ。
また、お父様は翔くんが何事かに挑戦し、成功しても失敗しても「良かった、良かった」と彼を肯定し、励ましている。(参考文献 大川翔・著『ザ・ギフティッド』)
このようなご両親に見守られ、翔くんは自己肯定感を養ったのでしょう。
藤井聡太四段のご両親の子育て観がうかがえる記事を発見!
読書家でもあり、小5の時には司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読破。新聞は最初から最後まで目を通し、家族とさまざまなことを語り合うという。
藤井四段の場合、小4でプロ棋士の養成機関「奨励会」に入ったが、6連敗して会場を出た途端に大泣きしたことがあった。息子の奮闘を見守ってきた母親の裕子さんは、女性自身(2016年9月27日号)で、「私は、聡太の気が済むまで黙って見守るしかありません。それでも一緒に悲しんでいるつもりなんですが、聡太は『お母さん、ボクが負けると機嫌悪いよね』って言うんですよ」と息子の心に寄り添い続けたエピソードを明かしている。
14歳プロ棋士・藤井四段はこうして生まれた! 天才の育て方、専門家「親の接し方こそが重要になる」 (2/2ページ) - 政治・社会 - ZAKZAK
両者のご両親に共通している子育て観。
それは「家族で語り合うこと。子どもを見守ること。」のようです。
両親共働き、子どもも複数の習い事を抱え、家族団らんの時間がなかなか確保できない現代。5分でもいいので子どもの話に耳を傾ける。そして、子どもを管理するのではなく尊重する。
これらの積み重ねが、子どもの才能を伸ばすようですね。
まとめ
・中学生棋士、藤井聡太四段の快進撃に注目!次の決戦は平成29年6月17日!
・天才児の共通点「困難に遭遇したときこそ燃える!」
・才能の伸ばし方「家族で語り合うこと。子どもを見守ること。」
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