はじめに
『旗を立てて生きる』イケダハヤト・晶文社を読了。
現代の「働き方」を見直し、新しい「働き方」を提案しています。
「働く」ということは、本来、だれかが抱えている課題を解決する、すばらしい活動のはずです。
生きているなかで相応の時間を占めている「働く」ことが、「つまらないもの」「つらいもの」「我慢してやるもの」「お金を稼ぐために仕方なくやるもの」に成り下がってしまっては、せっかくの人生、もったいないとぼくは思います。
どうせやるんですから、自信をもって「今の仕事、楽しいですよ」といえるようになりましょうよ。
世界をポジティブな方向に変化させる働き方・生き方のシフト宣言です。
Who is イケダハヤト?(イケダハヤトさんって?)
イケダハヤトさんは、通称「イケハヤ」と呼ばれています。
「ブログ界の神」ともいわれる人です。
日々、ツイッターやブログで勢力的に情報発信をしています。
プロブロガー。
1986年生まれ。
新卒で入社した大企業を11か月で退職。
転職先のベンチャー企業も13か月で辞め、社会人3年目にフリーランスとして独立。
ソーシャルウェブ、若者の価値観、これからの働き方などについて、ブログ「ihayato.書店」で情報発信を行っている。
著書に
『フェイスブック 私たちの生き方とビジネスはこう変わる』(講談社)
『年収150万円で僕らは自由に生きていく』(星海社新書)などがある。
引用:プロフィール
イケダハヤトさんの著書やブログ、ツイッターを拝見するたびに思うこと。
「この方、化け物?いつ寝てるの?もしくは、どんだけ仕事が速いの?」
ネット界のリーダーが提案する「新しい働き方」。
詳しくみてみましょう。
What is 「旗を立てて生きる」?(意味?)
「旗を立てる」=「仕事を通して解決したい問題をもつ」ということ。
「これからの時代の働き方」=「問題意識をもって働くこと」
「この問題を解決したい!」という熱い情熱を抱くことができたとき、仕事は「自分のため」だけでなく、「世の中のため」になります。
どうせ働くんだったら、もう一歩進んで「世の中のために」を実感する仕事をしましょうよ、というのがぼくの伝えたいことです。
「仕事を通して解決したい問題はありますか?」という問いに対する答えを見つけるために必要なのは、自分の内面と向き合う努力だけです。
「スキルアップ」「家族を養うため」という仕事をする理由では、モチベーションが続かないそうです。
納得。
このような理由では精神の疲労がすさまじいですよね。
How is 「旗を立てて生きる」?(どうやって?)
ではどうやって、自分の内面と向き合い「仕事を通して解決したい問題」を特定したらよいのでしょうか?
イケダハヤトさんは、「人生のコンパス(Why,How,What)」作ることを提案しています。
●「Why…もっとも重要な項目 なぜやるか」
⇒「一体どんな問題を解決したいがために仕事を行うのか?」という根源的な問い
●「How…どうやるか」⇒「問題を解決するアプローチ」
●「What…何をやるか」⇒例:経理の仕事
イケダハヤトさんの場合
●Why…埋もれている価値ある情報を伝えるために
●How…マーケティングとメディアを用いて
●What…NPO支援とブログ運営を行う
「問題意識(Why)」が見つかれば、ぬるま湯からは脱出できるとのこと。
また、「問題意識(Why)」が決まれば、自分の行動の選択に無駄がでないと思います。
たとえば、同時に複数の仕事依頼が来た際。
自分の「問題意識(Why)」から見て必要な仕事だけを受ける。
というように、「今」だけを見た行動選択が減ると思います。
では「問題意識(Why)」をどのように見つけたらよいのでしょうか?
「問題意識を発見する方法」
①専門家としてのスキルを身につける
②日々の「これ、ありえない!」を大切にする
③自分の過去を振り返る
④他人と関わる
⑤本を読む
⑥NPO活動に関わる
⑦「これからの〇〇」を考える
⑧とにかく行動してみる
問題意識は人それぞれです。
個人の体験、生育環境、所有するスキルによって、問題意識は変化するものです。
みなさんが抱く問題意識は、基本的に自分だけのオリジナルなものとなるでしょう。
仕事中に通勤途中に、テレビを見て気になったこと。
自分の中の「サワサワ?ソワソワ?」(私の場合)といった音を聞き逃さないということですね。
私は今回、自分の旗「問題意識(Why)」を考えるときに上記の⑥以外を使って考えました。
何か一つは見つかるものですね~。
もし、①~⑧を使って「問題意識(Why)」が現時点で特定できなかったら、アンテナを立てて日常生活を送ると、アンテナが反応する=「問題意識(Why)」が特定できると思います。
Where is 「旗を立てて生きる」?(どこで?)
「旗=問題意識(Why,人生のコンパス)」が決まりました。
では、どこに旗を立てたらよいのでしょうか?
ソーシャルネットワーク=フェイスブック、ツイッター、ブログ、ユーストリーム
をイケダハヤトさんは提案しています。
●企画書を作る(パワーポイント、Keynote等)
⇒どういう想いを抱き、どんな問題を解決しようとしているのか
①〇〇は問題だ(まず問題を語る)
↓
②①を裏づけるデータや実話、個人的体験(裏づけを語る)
↓
③解決案(解決案を語る、できればワクワクさせるものを)
↓
④協力してほしいこと(3つ:簡単・普通・ちょっとわがまま)
●企画書を広めるためのブログをつくろう
企画書作成。。
私も実行します。
頭の中には未来像がありますが、言葉に書き出すと自分の甘さに気づきます。
さらに、企画書を世の中の皆さんに見てもらう、となると緊張しますね~。
しかし、公開することで様々な意見をもらい、また自分の旗を固めていくということなのでしょう。
イケダハヤトさんの情報発信例
イケダハヤトさんのツイッター更新回数は61回(リツイート除く 2017.10.21 カウント)
最近は仮想通貨の話題を中心に情報発信してあるようです。
これも「埋もれている価値ある情報を伝えるため」という「Why」はブレていませんね。
SNSを使って精力的に情報発信をしてある姿を私も見習います。
「旗を立てて生きる」
あなたも一読して、イケダハヤトさんからパワーをもらうことをおススメします。

旗を立てて生きる──「ハチロク世代」の働き方マニュフェスト (就職しないで生きるには21)
- 作者: イケダハヤト
- 出版社/メーカー: 晶文社
- 発売日: 2013/06/15
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。